蜂蜜が結晶化したら
本物の蜂蜜は結晶化します
安芸の蜂蜜は、秋冬の低温期には写真のように白く結晶化します。
結晶する理由は、色々ありますが主に外気温と花の種類によるものです。
蜂蜜は、秋期から冬期にかけ外気温(15℃以下)が低くなると固まる性質があります。
蜂蜜の種類によって、結晶化しやすいものとしにくいものがあります。
結晶化は蜂蜜成分のブドウ糖が結晶します。ブドウ糖の割合がを多い蜜(ナタネ・レンゲ等)は早く、加糖の割合が多い蜜(ニセアカシア・ミカン糖)は結晶が遅いです。
結晶化した蜂蜜をスプーンですくって舌の上で溶かしながら食べてみてください。クリーミーでとても味わいのある美味しさです。是非お試しください。
結晶化した蜂蜜の戻し方
結晶化した蜂蜜を溶かすなら、湯煎をおすすめします。
結晶がなくなるまで湯煎することで、再結晶が起こりにくくなります。
- 1
鍋に蜂蜜を容器ごと置きます。
※蓋は外します。 - 2
水を容器と同じぐらいの高さまで入れ、弱火でお湯を60度位にして蜂蜜を溶かします。
※温度計で湯温を確認してください。 - 3
お湯が冷めたら(3)を繰り返します。完全結晶した蜂蜜は湯温がガラス瓶を透して蜂蜜に達するまでに時間がかかりますので根気よくやってください。
- 4
1時間ほどで完全に溶けたら、鍋から取り出し自然に冷やします。
※直火や電子レンジの加熱は、瓶が破損したり容器が変形したりするおそれがあります。
※蜂蜜を高温で湯煎すると、成分や香りが変化し風味が変わるため、沸騰させないように気をつけましょう。