蜂蜜の選び方
極少量で希少な蜂蜜
国内産の非加熱純粋蜂蜜
蜂蜜を大きく分けると純粋蜂蜜、精製蜂蜜、加糖蜂蜜に分けることができます。
国内で流通している蜂蜜の95%が輸入品で、そのうち73%が中国産です。
国内産はわずか5%で、そのうち非加熱純粋蜂蜜は極少量で希少蜂蜜となっています。
また、蜂蜜の健康効果は豊富な栄養成分や酵素によるもので、効率的に瓶詰するため加熱処理された蜂蜜です。
加糖等の不純物が混ぜられたものは、ただの甘味料で健康効果は期待できません。
純粋蜂蜜の見分け方
色や香りの確認
花の種類や採蜜時期にもよりますが一般的に本物の蜂蜜は透明ではありません。
淡黄色、琥珀色ないし褐色で特有の風味があります。
結晶化するかどうかを確認
本物の蜂蜜は、時間の経過にともなって、結晶し固まります。
冷蔵庫や低い温度下に置くと、その結晶化が早まり最後は乳白色に固まります。 冬期などは、乳白色に固まってしまうのが普通です。
粘り気があるかどうかを確認
本物の蜂蜜は密度が高いため、容器を傾けたときに、片側から反対側に移動するのに時間がかかりますが、加糖等が混ぜたものは蜜の移動が早い印象を受けます。
蜂蜜の中に花粉等があるかどうかを確認
蜂蜜の容器を明かりに照らして凝視してみてください。
微細な粒子が蜂蜜の中に見えますが異物ではありません。
これがミツバチ及び植物由来(花粉等)の粒子です。
花粉を顕微鏡で調べれば何の蜜かどこの国の蜜か判るそうです。
冷水に蜂蜜を入れて溶ける様子を確認
ガラスコップの中に冷水を入れその中に、大さじ1杯の蜂蜜を入れて混ぜてください。
蜂蜜が簡単に溶けるようなら混ざりものである可能性が高いです。
本物の蜂蜜は、水に溶けにくいので、水に落としたときに、塊のまま沈殿します。
ミツバチによって作られた天然の産物
純粋蜂蜜
純粋な蜂蜜は、ミツバチによって作られた天然の産物です。
しかし、それが純粋か偽物かを見分けることは極めて困難です。
蜂蜜販売業者の中には実際に養蜂をおこなわず〇〇養蜂場と名乗って問屋から蜂蜜を仕入れ自社で瓶詰めし販売されている業者が多数おります。そのほとんどが自動充てん機で大量に効率的に瓶詰をおこなうため蜂蜜を加熱処理し瓶詰されています。こうした蜂蜜も純粋蜂蜜ですが栄養分が破壊されています。
蜂蜜を購入するには、実際に養蜂を行い生産から販売までを一貫して行っている養蜂業者から購入されることをおすすめします。